背中 ニキビの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
長年の背中のニキビ(跡)と時々できるお顔のニキビでご相談の40歳前後の女性。
ご本人が仰るほどお顔のニキビは気にならず、むしろお肌は色白美人という感じ。
良く聞いてみると普段より熟睡感がなくその上胃腸もご丈夫ではないとの事。
ニキビは睡眠不足の時に悪化し、ちょっとしたニキビでも気になって仕方がないとおっしゃる。
背中は少し脂性肌で、今までのニキビの跡が残っていらっしゃいます。
そんなニキビ体質の改善とニキビ悪化時に加えて頂く頓服薬の2種類をお渡しする。
二週間後、ご予約なしでフラッとご来店。
「この間の漢方薬って精神安定作用とかあるんですか?」と不思議そうに………
「前回は話しませんでしたが、実は私ちょっとした物音でもビクッとする性格だったんですが、これ飲み始めてビクビクしなくなったんです。漢方薬と何か関係があるのかと思って気になって聞きに来ました。」
背中のニキビが長期化した様子で、わずかに凝り固まっていたので胃腸の働きを高めて痰湿をとるお薬をお飲み頂きました。
実はこれ胆気虚の方の処方なのです。
「肝を冷やす思いをした」とか「肝が据わってない」という表現をしますが、まさにその胆を温めるという名前の漢方薬。教科書的には胆が温まりビクビクしなくなるのは当然です。
でも違う目的(ニキビ)で使ってお客様から「ビクビクしなくなった」と言われると恐るべし中国3000年の歴史!!と改めて感心せざるを得なかった私です。
心配症で取り越し苦労の多い方、お試し頂く価値大有りです!
肝心の背中のニキビも後一息といったところで、かなり改善されていましたが、ご本人はすでにあまり気にしていられないご様子でした(*^_^*)、
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